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世界の七不思議はオカルトじゃない!?知っているようで知らない古代世界の七不思議

知ってるようで知らない世界の七不思議 世界の歴史について
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※この記事にはプロモーションが含まれています。

皆さんは「世界の七不思議」という単語を聞いたことあるのではないでしょうか?

ただ、世界の七不思議というと、宇宙人が登場したり、未確認生命体の話が出たりと、あまり現実的ではないイメージがあるかと思います。

もしかしたら、世界の七不思議なんて存在しない!と勘違いしている方もいるかもしれませんね。

実は、世界の七不思議は、オカルト界の話ではなく、ちゃんと実在する(実在していた)建造物の総称なのです。

今回は、知っているようで知らない、世界の七不思議について、分かりやすく説明していきますね!

動画verはこちら!※不慣れなものなので、いつか差し替えるかも…

今回の記事の前提

この記事のターゲット

せっかく読んでいただいても、あなたにとって有益ではなかったら時間がもったいないです。

そのため、事前にどんな方に向けた記事なのかをお伝えしますね!

この記事は以下のリストに1つでも当てはまる方に向けて書いています。

記事を読んでほしい人とその理由
  • 世界の歴史に興味がある方:コアな歴史的背景を知ることで、より知識が深まります!
  • 世界の七不思議に興味がある方:日本ではあまり知られていない話もあります!
  • 海外旅行が好きな方:あなたの旅行が一段と楽しくなります!
  • 建築物に興味がある方:実は建築の歴史と深い関係があります!

この記事の結論

まずはズバッと結論!

この記事の結論

世界の七不思議とは、古代ギリシャ人にとってはガイドブックだった!

魅力的な建築物ベスト7という扱いだった!

では本文をお楽しみください!

“世界の七不思議”という言葉の意味

前述の結論で「えぇ!」と驚いた方もいるかもしれませんね。

日本でオカルト的解釈がされるようになってしまった原因は諸説あるものの、以下の2つが理由ではないかと言われています。

  • “Wonder”という単語を「不思議」と訳したから
  • 日本におけるオカルトブームで有名になったから

世界の七不思議を英語で「Seven Wonders of the World」。

もっと厳密に言うと「Seven Wonders of the Ancient World(古代世界の七不思議)」となります。

ここで問題になるのが”Wonder”の翻訳です。この場合、「驚異的なもの」「賞賛すべきもの」という意味で使用されていた”Wonder”。

それが古来より日本文化に根付いていた超自然的な”七不思議”の概念と混ざった結果、世界の七不思議はオカルト的なものだと受け取れるような翻訳になってしまったのです。

世界の七不思議に関する歴史

誤解を解いたところで、いつから世界の七不思議は登場したのでしょうか。

世界の七不思議の誕生

時は遡り紀元前4世紀。つまり、今から2,300年以上も前に戻ります!

ちなみにこの時の日本は、縄文時代~弥生時代の頃になりますね。

場所は古代ギリシャ

西欧世界の多くをギリシャが征服したことで、古代ギリシャの旅行者はエジプト、ペルシャ、バビロニアの文明に気軽に行けるようになりました。今でいうノービザで行けるようになったといったとこでしょうか。

その旅行者は、各地の遺跡や建造物に感銘を受け、記録するために見たものをリストアップするようになります。

古代ギリシャ人はそのリストを「テアマタ」(θεάματα)と呼んでいて、今でいうガイドブックに相当する言葉です。

当時、歴史家のヘロドトス(紀元前484年-紀元前425年)と建築家のカリマクス(紀元前305年-240年)もリストを作った言われていますが、残念ながら原物は発見されていません。

最古の原物は、紀元前2世紀に作成されたものとなります。

それは、古代ギリシャの数学者兼旅行家であるフィロンが残した「世界の七つの景観」という名前の短い文章。

これが「世界の七不思議の原点である」というのが一般的な説です。

初代世界の七不思議と現代に伝わる古代世界の七不思議は中身が違う!?

フィロン作の「世界の七つの景観」ですが、いつの間にかリストにある建造物の1つが別の物にすり替えられてしまっていることが分かっています。

なぜすり替えられたのでしょうか?

ここで古代ギリシャ人の会話をお聞きください!

ギリシャ人A
ギリシャ人A

おぃおぃおぃおぃ!!これは大事件だよ!!

ギリシャ人B
ギリシャ人B

いったいどうしたんだい?

ギリシャ人A
ギリシャ人A

このテアマタに書いてある「バビロンの空中庭園」と「バビロンの城壁」って一緒じゃない!?

ギリシャ人B
ギリシャ人B

そんなわけ…一緒だ!!ヤバイ!!!

ギリシャ人A
ギリシャ人A

だろ?これじゃ6個のリストになっちゃうよ、不完全だよ、神の意志に反してるよ!!!!!

ギリシャ人B
ギリシャ人B

じゃ、じゃあ、「アレキサンドリアの大灯台」を7個目に追加しちゃうとか…だめだよね?

ギリシャ人A
ギリシャ人A

…採用

※古代ギリシャ人の会話は、あさぼんの妄想です。

「バビロンの空中庭園とバビロンの城壁は一緒のものだ」という勘違いから、「バビロンの城壁」が削除され、代わりに「アレクサンドリアの大灯台」が登場したのです。

補足:古代ギリシャ人にとっての「7」という数字

古代ギリシャ人の会話からも分かるように、「7」という数字にこだわりがあります。

その理由は「7」という数字は「完全さ・豊かさ」を表しているから。

というのも、古代に知られていた5つの惑星に太陽(+1)と月(+1)を加えた数であることが由来となっているようです。

古代世界の七不思議に含まれる建造物

ここまで、「古代世界の七不思議」という驚異の建造物リストが生まれた経緯を見てきました。

ここからは、実際に何がリストアップされていたのかを簡単に紹介していきますね!

補足:”世界”の範囲

「古代世界の」七不思議というくらいだから、地球上の中から選定したのだと思ったら大間違い。

前述のように、リストを作ったのは古代ギリシャ人。

そのため、古代ギリシャ人が旅行に行ける範囲=世界です。

つまり、地中海沿岸やメソポタミア周辺が古代ギリシャ人にとっての世界の範囲です。

世界の七不思議①:ギザの大ピラミッド(クフ王のピラミッド)

古代世界の七不思議の中でも、1番有名な建造物ですね!

ギザに3つあるピラミッドの中でも、1番古くて1番大きなピラミッドが七不思議の1つとなっています。

紀元前2584〜2561年に建設されており、古代世界の七不思議の中でも最古の建造物

ナイル川を中心栄えた古代エジプト文明時代に作られた建造物です。

世界の七不思議②:バビロンの空中庭園(バビロンの吊り庭園)

※イメージ模型

泥レンガの壁に多くの植物を植え、多種多様な木を含む階段状の庭のことです。

誤解されがちなのですが、空中庭園とはいえ、空に浮いているというわけではありません。

この庭を遠くから見ると、植物が空中で浮いているように見えたことが名前の由来です。

工学を活用した驚くべき偉業として伝えられています。

紀元前 600年頃に存在したとされますが、実は七不思議の中で唯一、存在が証明されていない建造物です。

とはいえ、バビロニア人またはアッシリア人によって建築されたという研究結果があります。

また、バビロンの空中庭園の候補地としては、イラクにある都市のヒッラかニネベが有力だと言われています。

世界の七不思議③:エフェソスのアルテミス神殿

※イメージ図

ギリシャ神話に登場するアルテミスに捧げた、総大理石の神殿だったとされます。

色々と悲劇的な事件があった神殿ですが、最初は紀元前 700年頃に建設されたとされています。

しかも大きさは、アテネのパルテノン神殿以上。超でかい。

この神殿の前には、他の景観がかすれてみえる」というフィロンの感想が発見されています。

とてつもない荘厳さを放っていたのでしょうね。

トルコのセルチュクという町の端にエフェソスがあります。

世界の七不思議④:オリンピアのゼウス像

※イメージ図

座像だけで12.4メートルにもおよぶ巨大彫刻が屋内神殿にありました。

(ちなみに奈良の大仏の方がでかい。とはいえ、作られた時代が違うしね。。。)

紀元前435年に作られたと推定され、本体は杉、表面は象牙で覆われていました。

台座は金、宝石、象牙などで装飾されていたとのことです。

このゼウス像を見た人の感想は「まるで本物の神を見たかのように、魂が震える」。

本物の神に近づけるため、細やかな計算をした上で建造されたようですね。

なお、オリンピアはギリシャの西側、地中海側にある地域です。

世界の七不思議⑤:ハリカルナッソスのマウソロス霊廟

※イメージ図

紀元前351年に建設されたとされています。

マウソロスという王とその妻のための霊廟です。

大理石でできた霊廟には、高さ約45メートルにもおよびます。

ギリシャから呼んだ一流建築家や4人の優秀な彫刻家によって美しい彫刻が施されており、とても荘厳な雰囲気だったようです。

どのくらい凄かったかというと、王の名前「マウソロス」が、大きな墓を意味するmausoleum(マウソレウム)の語源になったくらい。

語源になるって、相当なインパクトがあったのでしょうね。

ハリカルナッソスは、現在、トルコのボドルムにあります。

世界の七不思議⑥:ロドス島の巨像

※イメージ図

紀元前292〜280年に建設されたとされ、写真のようにロドスの港をまたぐように像が建設されていたそうです。

ギリシャ神話の太陽神ヘーリオスを司る像であるため、ヘーリオスの巨像と呼ばれることもあります。

像は、15メートルほどの台座のうえに、33メートルほどの高さで建設されたと残っています。

しかし、実現性については度々疑問視されることがあります。

とはいえ、その数字が本当であれば、古代世界ではもっとも高い像です。

ロドス島はエーゲ海南東部に浮かぶ島です。

世界の七不思議⑦:アレクサンドリアの大灯台

※イメージ図

紀元前 280年頃にギリシャ人やプトレマイオス朝のエジプト人によって建設されました。

少なくとも高さ100メートルはあったといわれる灯台です。

灯台の光は、暗闇の海の中で、50km離れても船から確認できたと言われています。

プトレマイオス1世が建設を決定し、プトレマイオス2世の時代に完成しました。

場所は、エジプトのアレクサンドリア湾岸のファロス島に建造されました。

古代世界の七不思議の今

実は現存するのは1つ目のギザの大ピラミッドのみ。1番古い建造物でありながら、1番長持ちしていることになります。

さすが世界最古の建築物と言われているだけありますね!

他の建造物は災害や人災等によって、かろうじて建物の基礎部分が残っている程度か、跡形もなくなってしまっているかです。

とはいえ、現在も跡地として訪れることは出来ます

旅行で訪れた際は、たとえ跡地であっても一見の価値がありますよ!

世界の七不思議まとめ

ということで、世界の七不思議はオカルト話ではありませんでした。

とはいえ、確かに、当時の建築方法ついては多数の謎がまだまだ残されています。

それらの研究が進んで新たな事実が解明されていくのが楽しみですね♪

ちなみに、古代世界の七不思議というリストを真似して、近年でも新たな世界の七不思議リストがいくつも作られています。

近代版についてもいつか記事をアップしようと思います!

あさぼんの趣味の記事を最後まで読んで頂きありがとうございました。

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